軌跡 File #01 マーケティング

「インターネットとマーケティングの本場アメリカへ」
私は学生時代からインターネットに興味を持ち、学生ベンチャーを立ち上げたこともありましたが、当時日本のインターネットは、本場アメリカに比べると、足元にも及ばず、インターネットの最前線で学びたいという気持ちが次第に募っていきました。また専攻していたマーケティングも発祥の地がアメリカだったこともあり、このまま日本で勉強を重ねるよりも本場アメリカに行って学びたいと思い、日本の大学を辞めて、アメリカの大学へ留学することを決意しました。
留学中は、IT企業でインターンシップを2社ほど経験しました。留学生という身分は、親からの仕送りがあるので、現実的な仕事から離れがちです。ただ私の場合は、インターンシップをしていたことで、ビジネスの風を常に感じることができる環境にいました。学校で学んだことをすぐにビジネスシーンに置き換えて考えることもでき、留学という非現実的な環境ながら、ビジネスを意識できる大変恵まれた環境だったと思います。
大学卒業後、帰国して新卒で入社したコンピューターメーカーで海外子会社の売上管理を担当、海外とやり取りしながら仕事を進めていく経験を重ねた後、GMO-HSに転職しました。転職した理由は、純粋に『商売』を学びたいと思ったからです。お客様に‘サービス’や‘モノ’を提供することで喜んでいただき、その対価としてお金をいただくという、商売や商人(あきんど)の基本を学びたいと思いました。今までは販売店などが介在してお客様に商品が届く、どちらかというとお客様との間に距離があるビジネスでした。このままでは商売感覚を身につけることができない、そう思い転職を決意したのです。
次の転職先では100%インターネットにどっぷりつかりたいという思いもあって、インターネット関連の会社を志望しました。そこで思い出したのが、アメリカ留学時にインターンシップでお世話になった会社と関連のあったGMO-HSでした。一社決めうちの応募だったにも関わらず、無事に経験者採用試験を突破、入社したのが2006年です。
[マーケティングノウハウを学ぶために]
私は学生時代からインターネットに興味を持ち、学生ベンチャーを立ち上げたこともありましたが、当時日本のインターネットは、本場アメリカに比べると、足元にも及ばず、インターネットの最前線で学びたいという気持ちが次第に募っていきました。また専攻していたマーケティングも発祥の地がアメリカだったこともあり、このまま日本で勉強を重ねるよりも本場アメリカに行って学びたいと思い、日本の大学を辞めて、アメリカの大学へ留学することを決意しました。
入社後、私のミッションはすでに決まっていました。それがWindowsコラボレーションホスティングサービスの立ち上げです。すでに立ち上げメンバーもサービスもリリースする日も決まっていて、決まっていないことといえば、『どのように販売していくのか』ということだけでした。つまりWindowsコラボレーションホスティングサービスのプロモーションやマーケティング戦略を考えることが私のミッションだったのです。
プロモーションやマーケティング戦略を考えるために、まず販売するためのシナリオを考えました。ホスティングサービスは、ホームページの置き場所であるという認識がお客様に浸透していたので、プロモーションを行い、各ブランドのサービスサイトに訪問していただくことである程度、販売することができていました。しかしWindowsコラボレーションホスティングサービスの場合は、サービス自体の認知がされていない状態です。そのため、まずは試しで使っていただくトライアルから始め、サービスを知ってもらうことからスタートをしなければなりませんでした。プロモーションも販売するための広告というよりは、トライアルやコンサルティング、問合わせ窓口などサービスを知っていただくための場をお客様に案内するために行いました。
明確な販売目標のもと、その目標達成のために、トライアルにはこれだけのお客様にお申し込みしていただきたい、サービスサイトにはこれくらいのお客様に訪問して欲しい、そのためにはSEOから何人、リスティングから何人、といったウェブマーケティングによって獲得すべき数字が明確に見えてきました。数字が見えてシナリオがある程度できたところでの次の課題が、ウェブマーケティングをどのように行っていくかでした。社内にはインターネットの黎明期からウェブマーケティングに従事しているプロのマーケッターがいます。ただその経験値やスキルはその人が長年培ってきたノウハウです。聞いて簡単に教えてもらえるものではありませんし、理解できるものでもありませんでした。そのために私がやったことは、まず自分で調べることです。調べて、分析して、ウェブマーケティングの手法が駆使されているであろうポイントを見つけてから、質問するのです。そうすると『そこまで調べて分かっているのなら、教えてあげよう』と言って、どういった手法がそこに隠れているのか教えてくれました。自分で調べて質問することで、よりそのノウハウを自分の中に落とし込むことができたと思います。
販売当初は目標をなかなか達成することができず、苦しい日々でした。ただ毎月お給料をもらっているわけですから、自分が担っているミッションを全うするのは当然という意識が私の中には常にありました。ミッションを果たせていないのにお給料をいただくのは申し訳ない。自分のお給料以上のメリットを会社に与えると公言しているのもあって(笑)、自分でやれることはすべてやるのみです!
[サービスクオリティを高めていくために最大限の努力を]
ホスティングサービス業者の数は昔に比べて随分増えました。その中でGMO-HSがお客様の信頼を勝ち取っていくためにはただものを売っていくのではなく、サービス提供者としてのクオリティをあげていくことが重要だと思います。例えばメールやサーバーのことで困ったら、すぐに解決してくれるお顧客サポート体制があったり、インターネットの知識がなくてもすぐに使える分かりやすいサービスが揃っていたり。またタイムリーに一番お客様が喜ぶようなホットなサービスやプロダクトを提供していくことも重要です。新しいテクノロジーが出ればそれを生かしたプロダクトを開発して市場に出していけばよいのですが、テクノロジーが停滞している時はそうはいきません。お客様の求めるものが、顧客サポートであったり分かりやすいコンテンツだったり、サービスの質に関連したものへシフトするのです。ただそこでも重要なことは、お客様の求めるものを捉え、そのニーズに合ったものを提供していくために最大限の努力をすることです。その意識をもって取り組めば、お客様の信頼を得ることができ、GMO-HSのファンを増やすことができると思います。
今後も先人たちが築いたホスティングサービスナンバーワンの地位を確固たるもの出来るよう微力ながら貢献していきたいと思います。

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